ある寒い朝、
通勤時に通る住宅地で、風鈴の音が聞こえてきました。
こんな寒風の中で響く風鈴の音って、余計に『さむっ‼︎』ってなりそうな気がしません?
それが意外にもそうでもなくって。
逆に暑〜い真夏を思い出してしまい、なんだか一気に心地良さに包まれました。
風鈴の音により、震える寒さを気持ちの良い涼しさに変換されちゃったんですよね。私の感覚が。
結果、あまり寒さを感じないという不思議な感覚に。
私自身がスーパーポジティブに成長したんだなぁと、しみじみ嬉しくなっていたら、またもう一軒のお宅からも、風鈴の音が…。
もしかして、冬の風鈴、流行ってるのかな?
いまや発想の転換が当たり前になってるの?
…と色々思いを巡らせながら歩く私。
後日、よく見たら、風鈴の音がしていた2軒のお宅は、どちらも、風鈴を2つずつ下げていらしたので、単純なしまい忘れとかではなく、意図的に風鈴を下げていらっしゃることがうかがえました。
冬の風鈴、アリかもしれません。
固定観念を外すこと、冬に夏を思うこと、
良いと思います!
そもそも風鈴て、素敵です。
暑い夏に涼しさを運んでくる音色っていうだけじゃなく、
見えない風の存在を教えてくれる、しかも、さりげなく…。
カッコいい日本の感性ですね。
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