「空気みたいな存在」という表現に抵抗があります。
昔からあまり好きではなくて。
この表現、私の気持ちと裏腹に、意外と使う方が多くて。
私自身に対しての表現として、言われたことは一度もないのですが、もし、言われていたら、怒るか泣くかは…したと思います。
なんで、そんなに嫌なんだろ…。
うーん、たぶん…私は…
「空気」をかけがえのない大事なものと思っているから。見えないものだからこそ、大事なのだと認識しているからかな。
そして、同じように、
「ひとりの人間の存在」は、かけがえのない大事なものであり、目に見える姿・形が、あってもなくても、誰であっても決して軽くはない「ずっしりとした存在感」があると感じているからかな。
「空気みたいな存在」って、「空気」と「人間の存在」のどちらのことも軽んじている表現に感じちゃうんですよね、なんか、私には。
人と想いあうには、その場の「空気」が読めるかどうかが、かなり重要なことです。そして、亡くなった方の「存在」は、いくら姿が見えなくても、いくら時間が経っても心の中から消えることはありません。
うん、これが答えですね。
やっぱり好きじゃない表現です。
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