ONE OK ROCKさんが歌う
「Stand Out Fit In」→「はみ出してなじめ」
っていう歌があるのですが、
このフレーズに私はとっても共感します。
「はみ出してなじめ」って
まるで自分に言われているような気がします。
私の生きてきた道のりのテーマだったのではないかと思うくらい、
この言葉が今、好きになっています。
さて、
先日、子どもの学校の先生のお話を聞いていて感じたことなのですが…
決して、先生を悪く言いたいのではありません、単なる私の感想を書きたいと思います。
きっと、先生のお仕事からしたら、
高校二年生の親御さん達へお話しするには、必要なフレーズなのでしょうね。
「とにかくお金を用意してください」と。
進学したい子どもが、お金がなくて諦めるということがないように、親はしっかりとお金を準備しなくてはいけないのだそうです。
先生ご自身も３人のお子さんの進学資金のために、節約したり、趣味やお酒を我慢したりしているとのことでした。
明るい先生でしたし、お話もわかりやすく、先生の熱意も伝わりました。
けれど、
やっぱり先生ってこういう方が多いんだよなぁ…て、私は、ちょっとがっかりしています。
今のこのご時世に、そんなに明るく「銭を貯めろ〜」と言われても、節約程度では済まされない方々がたくさんいらっしゃることに、まったく気づいていない先生のご様子に、内心苦笑いの私でした。
先生に悪気はないのはホントにわかります。明るい個性を出すのも、まったく問題ないです。
けど、やっぱり、世の中の空気の流れを把握することは、生きていく上で大事なことと思います。
そこをきちんと把握してから、
自分は何ができるのか、自分は何を発言するのか、
常に意識していないと、
誰かを傷つけたり、ただの自己満足で終わったりします。
今回の先生のご様子を見て感じたことを私は自分自身の振り返り材料にさせていただいています。
私も世の中になじめてない部分がいっぱいあります。
変えたくない古き良き物や事も、自分自身の個性も、
もちろん大事にしつつ、
でも、
今はこれは違うなってことは辞めてみる勇気も必要かなと思いました。
コロナによって、様々な価値観が変わっていくことに不安もあるけれど、できれば良い方向に持っていきたいから、
常にひとつひとつの事柄を丁寧に試行錯誤していきたいです。
かつて、経験のないこの今の流れに
自分を殺すことなく、いかに全てを調和させていくのかは、難しかったとしても、きっととても大事なことなのだと感じています。
最初に書いた「はみ出してなじめ」のフレーズの意味を、今私が深く掘り下げようとする所以なのかもしれません。
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