長く休み続けることを余儀なくされた
この自由すぎるたくさんの時間を有効にしたいって
力むほど
私は、幸せから離れていった
頭と身体は、思いっきり休んでいるのに、心だけが一向に休まらない
吹き荒れる強風に飛ばされないように必死に耐えた
荒れ狂う高波に飲まれないようにじっと堪えた
なんでこんなに苦しいのだろう…
何かしていないと自分の存在を認めることができなかった私が居たことに気づく
何もしなくても価値ある自分が居ることにも気づいてみる
走っていても
歩いていても
立ち止まっていても
どんな時にも
どんな人にも
同じように平等に
降り注ぐ陽の光が
煌く緑が
香る花が
美しい鳥の声が
優しい人の笑顔が
言葉が
言葉のない思いやりまでもが
私を囲んでいたことに
感謝した瞬間、
私の心は凪いでいった
幸せな自分にわざわざ抵抗していただけだったことが、気づいてみると可笑しくて、だけど、抵抗したい時だってあるよねって、そこも自分で認めてみると
人間らしい自分の全てが良し!
となった
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