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まるカフェ2020秋


〜9月8日〜

《お店屋さんの存在》

私が子供の頃は、大きいスーパーやコンビニなどがなかったので、近所のお店でお買い物をしたり、飲食したりするのが当たり前の日常でした。

そのせいか、大人の今も、商業施設やチェーン店よりも、個人で経営されているお店を利用させて頂く方が好きです。

人と接することが好きですし、お店の方とお話することで、お買い物や飲食の目的を果たすこと以上の満足感が得られるからだと思います。

商品だったり味だったりが好きっていうだけじゃなくて、プラスアルファの人との会話が私にとっては重要なのですよね。

それは、子供の頃にお使いで行っていた酒屋さんであったり、パン屋さんであったり、お茶屋さん、お豆腐屋さん…小さい頃から知っているお店のおばちゃんに話しかけられたりする安心感、おじちゃんだとちょっと緊張したりとかね。

そんな感覚が本当に大好きでした。

「みんなで生きてる」っていう感覚があったというか…。なんか変な表現ですね。でも、子供だった私が感じていた感覚で言うと、そんな感じなんです。

「連帯感」とか「一体感」と言ったら良いのかな。

例えば、子供の時って両親がケンカしたりすると一気にお家の中の雰囲気が悪くなって、暗い気分になるじゃないですか。そう言う時に、家族じゃない大人の存在があるって、なんか良いですよね。

逃げ場というか、気分が変わるというか。

そういうのが大人の今も、例えば、なんかつまんないなぁ…ってことがあったとしても、お店という全然違う場で、ちょっとした会話を交わすことで、気分転換になっていたりしますもんね。

そこが、私にとっては本当に重要なんですよね。

だから、いつも温かく接していただくお店の方々に感謝の日々なのです。

そして、そのお陰様で、私自身の働く場でも、接客の部分では特に、お客様の気分転換を意識する自分が居ます。

私の大好きな「愛の循環」ですね。

いろんなことがあっても、力強く生きていける源です。

感謝が溢れる幸せな私の日常です。

〜9月12日〜

《心を込める》

なんだかまだ蒸し暑い日もありますが、そうは言っても、ゆっくりと秋が始まっている流れを感じるこの頃です。

過ごしやすくなってくると、本来の自分の好きな過ごし方ができるようになってきます。

夏の暑さって、自分を見失いそうな位のパワーがありますもんね。圧倒されちゃうと言うか。(ちょっと大げさかな…笑)

まぁでも、正直、この夏はバテました…私。

お仕事の都合上、遅番の勤務がいつもの倍以上あった為、主婦としては、ちゃんとご飯を作れなくて苦労した夏でもありました。

取り留めもないお話ですが、最近、ふと思ったことを書きますね。

急いでご飯の支度をすることが多い私の日常は、ついつい強火でお料理をしてしまいがち。

以前、お料理番組で、お料理の先生が「お味噌汁の具を煮るときも、強火でなくて、優しく煮てあげてください、全然違いますから」とおっしゃっていたのが、とても印象に残りました。

それからは、お味噌汁を作る際に、強火にしてしまった時には、必ずこの事を思い出して、火を弱めます。

やっぱり優しく煮てあげた方がお味噌汁も美味しくなると思うんですよね。

自分の慌ただしい気持ちが自分の作ったものに入ってしまうのが、嫌なので、急いで作ったとしても、できるだけ優しい気持ちで、食べる家族の顔を思い浮かべながらお料理するようになりました。

私は昔っから、お料理のセンスがなくて、本当に下手なんです。

でも、誰かの幸せを支えることが好きなせいかな。

何をどんな風に作るかを考えたり、お料理上手な周りの方々のレシピを聞いてみたり、お料理番組を見たりするのが、とっても好きなんです。

下手でも、好きなことなら楽しいですし、何より自分の心を込めることができるって言うのが、自分の幸せにも繋がっているんです。それって、な〜んか良いですよね!

私がお料理下手な理由は、わかっているんですよ…。

「オリジナルすぎる」からなんです。

わかってはいるんですが…なかなか治らない(笑)

ただ、「オリジナル」って、お料理にプラスアルファの何かしらが入ること。悪くないんじゃないかなぁって、思ってます。

誰にも真似できない私の個性なんじゃないかなぁ〜って。

どこまでも、ポジティブな私です。

心を込めて、誰かのために、お料理することが私の幸せな時間です。

秋になると、やりたいことがいっぱい出てきますよね。

芸術の秋、食欲の秋、読書の秋…スポーツやアウトドアや、色々楽しめそうですよね。

みなさんの心が幸せになる素敵な秋をお過ごしください。

〜10月7日〜

《白い髪と色づく葉》

少し前に公園を散歩していて感じたのですが、少しづつ木々の葉が色づいている光景が、やけに素敵に見えてしまって、久しぶりの感傷に浸る気分になりました。

その時はまだ少し気温は暑くて、夏っぽさの残る日に感じる「秋の訪れ」でした。

季節にはその時々の良さがあり、その移ろいもまた良いものだなぁとしみじみしました。

そうしたら、なんかね、最近増えてきた私の白髪とリンクしてしまったのです。

黒髪に混じり増えてくる私の白い髪を私の息子なんかは、見つけるとなんだか切なくなっちゃうみたいで、「長生きしろよな」って急に言ってくる(笑)それはそれで、おかしいんですが…。

な〜んか、私は、白髪などの加齢によって現れるものって、そんなにネガティブに受け止めなくても良いんじゃないかなぁ〜って思えたんですよね。

年齢を重ねても若い頃と変わらずに、美しいとか、体力があるとか、っていうのもみなさんの憧れであったりもするのでしょうけれど、

私なんかは、この歳になると不自然なことの方が滑稽に感じてしまうし、自然に年齢が現れている方が美しいような気さえします。

外見の見た目じゃなくて、中身で勝負したいお年頃な私なのですね、きっと。

この話を若い息子にしたところで伝わりはしないのですが、苦労した経験を糧にしている人はめちゃくちゃカッコいいよねってことだけは、わかるみたいです。

それだけでも、充分です。

息子がカッコイイ大人の男に成長することが私の楽しみですし、私自身は、さらに年齢を重ね、深みのある素敵な色合いを楽しみながら歩み続けたいと思いました。

秋には秋の良さがありますね。

これを読んでくださる皆様は、ご自分の季節をその都度楽しまれていらっしゃるのではないでしょうか。そんな想像が膨らむ私なのでした。

〜10月28日〜

《塩むすび》

マスクしていても暑くないってのが、ほんと心地良いですね。例年よりも秋の過ごしやすさが有り難いですね。みなさまは、いかがお過ごしですか〜?

さてさて、そうは言っても色んなことが楽観的にもなれない日々を耐えている方が多くいらっしゃることを感じています。

私自身も先行きが見えず悶々とする瞬間が多くあります。

そんな中、節約していたカラーリングをしたくて、久しぶりに美容院に行ってきました。長いお付き合いの美容師さんとは、いつも中身の深〜いお話で盛り上がります。

冷蔵庫の中にあるものだけで、息子のお弁当をいかに美味しく見た目よく作るかで、楽しむ日々の私の「一期一会メニュー」に大笑いしながら、美容師さんの息子さん(大学生)のお話に繋がっていって…

息子さんは、大学に行く際に、必ずおにぎり二個を持って行っていらっしゃるそうなのですが、「今度から、おにぎりに具を入れないで欲しい、海苔も要らないから」って、息子さんが言ったそうです。

なぜかって、その理由が、泣けます。

地方から出てきていらっしゃる大学のお友達は、生活費が大変で白飯だけを持ってくるそうです。それが、一人だけじゃなくて、ちゃんとしたお昼ご飯を持ってこれない子たちはかなり多くいるらしいのです。

実家から通う息子さんは、お母さんが作った普通のおにぎりを、みんなの前で食べるのが辛いとのこと。

それが理由でした。

胸が詰まります。私は、どうしてもお母さん目線で見てしまうので、とても悲しくなりました。

こういうお話をみなさんはどうお感じになられますか。

ただ、私の頭の中には「若い時の苦労は買ってでもしろ」って言葉が浮かんでもくるのです。大好きだった私の祖母がよく言っていた言葉です。

祖母は、ものすごい苦労人なのに、それを口にしたことは一度もなく、穏やかで優しくて、私が大大大好きなおばあちゃんでした。たくさんの苦労を経験した祖母の言葉は、やっぱり私の心の中にちゃんと染み込むんですね。

声と共に鮮明に思い出されます。

祖母が涙を見せることなく苦労に耐えて、明るく優しく生きていた姿は、時々思い出しては、どうしても泣けてしまう姿なんですよね、私にとっては。

そんなことを思うここ最近でした。

最後にもうひとつ、祖母が何度も何度も口にした言葉があります。

「笑う門には福来たる」

おばあちゃんが経験してきたことなので、間違いない言葉かと思われます!

(^^)(^^)(^^)

〜11月6日〜

《ブロッコリーのお話》

先日、職場のお仲間、同年代の主婦の方とお話ししていて、とっても嬉しかったことがありました。

三人の娘さんを育てていらっしゃるご家庭のお話。お父さんがご飯を作らないのはおかしいと、娘さんたちに言われたご主人は、毎週日曜日の夕飯をつくってくださるんですって。とっても、素敵なお話ですよね。優しいご主人だなぁって思います。

でも、ご主人が茹でた柔らかすぎるブロッコリーに、娘さんたちの冷ややかな反応…。これを笑い話として伺いました。

実は、私、なんでかブロッコリーを茹でるの超得意なんです!(笑)

だから、思わず、おすすめの茹で方をご主人にお話ししてみて〜って、その方にお伝えしたところ、その日にすぐに実践してくれたみたいで、

翌日、「阿部さんの言った通りに茹でたら、すごく美味しくて、娘たちにも大好評だったのよ〜」ってご報告してくださり、めちゃめちゃ嬉しくなっちゃいました〜。

何がそんなに嬉しいのかって?

お料理が下手な私のアドバイスでも、素直に受け止めて、ちゃんと実践していただいたことがとにかく嬉しくって。

さらには、美味しく食べた楽しい食卓がいいじゃないですか〜

聞いていて、こちらまで幸せになるお話です。

実は、以前にもご近所さんの主婦同士の会話で、ブロッコリーは電子レンジでチンするやり方が常識だと、私が茹でているのはおかしいと言われたことがありました。お料理のやり方は、人それぞれです。

私はどっちも試してみて、やっぱり茹でる方が美味しく感じたので、ずっとそうしています。

素直に聞いて試してみるって、何においても大事かと私は思っています。でも、意外と素直さがない方って多くいらっしゃいます。そう感じます。

損してるよなぁって思います。

素直が一番!

その方が幸せになりやすいです。

ちなみに、おすすめのブロッコリーの茹で方、記しておきますね。

普通に茎の部分を下にして茹でますが、茹でるのは1分で良いです。1分だけグツグツ茹でて、すぐ火を止めます。そして、そのまま鍋にフタをして2〜3分放置するだけです。蒸すというか、余熱で火を通す感じですね。で、ザルにあげます。

これ、本当に美味しいです。ブロッコリーの甘味を感じられると思います。騙されたと思ってぜひお試しくださいませ。

私は、何かのお料理番組で観た情報だったかと思います。素直さとアンテナ張ること、やっぱ大事かと。

〜11月29日〜

《苦手なものが教えてくれる》

もうすっかり当たり前のマスク生活ですが、私はもともとマスクが大っ嫌いなので、まさか自分が毎日マスクをすることになる日が来るなんて思いもしていなかったです。人生ってホントわからない。予想外なことが起きるもんなんですね〜。

まぁ、こうなると私の場合は、マスクを楽しむしかないんで、色や形、素材などいろんなマスクを試して、しょっちゅう新しい物にチャレンジしています。変化がないと苦痛でしかないので、そうしています。

ただ、そんなマスクですが、マスクの存在のおかげで、良いことにも出逢えるのですよね。

まず、マスクしてると寒さが和らぎますよね。夏は暑くて息苦しさが倍増でしたが、秋冬にはかなり温かい存在へと変化しています。乾燥で痛めがちな喉も潤してくれますし。なかなか快適です

そして、もうひとつ良いことがあります。

マスクの存在によって、人の優しさに気づく場面が多々あることです。それが何より嬉しい瞬間です。

私は飲食店での接客のお仕事をしていますので、そこでのお客様のお気づかいを感じる場面がとても多いです。マスクを外し飲食されるお客様が、私と会話をする際に見せるちょっとした仕草は、私を気づかってくださっているものであり、それに気づくと、私はなんだか温かい気持ちになります。

遅番の帰り道に、ひとり暗い夜道を歩いている際にも、マスクをせずにワンちゃんのお散歩をしていた方が、私の存在に気づき、さりげなく距離を作る。そんなお姿にも人を思いやるお気持ちが見えるから、本当に嬉しくなります。

そう思うと、マスクの存在も悪くないなぁって思うのですよね。

本物の思いやりって、地味で目立たないところにあると思うんです。主張しないんですよね、本物って。

子どもの頃に、父と電車に乗って出掛けた時のこと。当時はシルバーシートっていうお年寄りの方が座る為の席があったのですが、父がそこに座ったので、私が怒って、そこはお年寄りの人の席だよって、父に注意したら、父が言ったこと。

「パパはね、シルバーシートなんてものは、必要ないと思ってる。自分がどの色の席に座っていても、お年寄りや体の不自由な人が乗ってきたら、席を譲るのが当たり前のことなんだから、シルバーシートなんてものは要らないよね。」って。

これは、幼き私の心に深く残る出来事でした。

たぶんその時から、私は、「本当の思いやりっていうものは、なんだろう」って。

常に、どんな場面でもそこを考えるようになりました。

コロナに翻弄される中でも、ブレずに本物を見出したい私なのだろうと思います。

でもなぁ、マスクはホント好きじゃないのです…。

だから、マスクしなくて良い日が来ることを心からお祈りいたします。

〜12月5日〜

《車の運転》

12月です、早いです、師走ってなんか忙しくって、好きなような嫌いなような…。とにかく道が混むイメージがあります。私は、車通勤をしていますので、運転に気をつけたい時期ですね。

上手な方では無いのですが、私は、昔から運転することは大好きです。若かりし頃に、運転免許を取った時には社会の一員になったような嬉しさがあったものです。

最近では、運転中に「先を読む」ことを意識している自分がいる事に気づきました。この道は路駐がいるかもしれないとか、工事してるとか、先を読んで車線変更したり、脇道から入りたい車をここで譲るべきか、後ろの車が入れたほうがスムーズかとか、なんか自然に道の流れがスムーズになることを予測して運転していますよね。

こうした方が下品じゃないなとか、スピードの出し方、譲り方、結構意識しています。

私も、大人になったなぁって、しみじみ思います(笑)

そんな日常ですが、朝早い時間って、私が自宅前の通りに出て行く際に、譲って頂けない事がたびたびあり、それについて、「一台入れるくらいそんなに時間変わらないでしょ?」って内心、不満に思っていたのですが、ある日、私自身が、その同じ通りを相手の立場になって通った時がありまして、気づいたことがありました。

その通りから見て、私が毎朝出てくる所は、とっても見づらく気づきにくい、気づいた時には譲ることができないと言う角度だったのだと、初めてわかりました。

相手の立場になってみて、初めて気づくことってけっこうありますよね、何においても。

それがわかって良かったです。だから、もう今度からは、入れてもらえた時には、今まで以上に感謝しよう!って決めました。当たり前じゃなく、よく私の車に気づいてくれた、この方はすごい!くらいの気持ちで、お辞儀したいと思います。

本当は、相手の立場に実際立たなくても、相手の状況を想像できる自分になりたいんですけどね。がんばろっと。

そんな風に思う年末の私なのでした。

〜12月14日〜

《個性を出そう》

毎年この時期は、大掃除しなきゃなぁ〜と思いながら、仕事の疲れを言い訳に重い腰が上らない困った私です。

ここまでお仕事をいっぱいしていなかった頃は、大掃除はそんなに嫌いではなくて、お掃除の神様が私に降りて来ると、けっこう夢中になってやっていましたね、昔話ですが…(笑)

ピカピカの綺麗なお部屋でお正月を過ごすのって、気分が良いですもんね。

お掃除からなんとなく思い出したのですが、小学生の時って、新学期には必ず、自宅から雑巾を二枚持っていきませんでしたか?母が縫ってくれた手作りの雑巾です。

それをクラスのみんなで使うので、いろんなお家の手作りの雑巾で学校のお掃除してましたよね。印象深いのは、給食の牛乳をこぼした時とかによく使いましたよね。あとで匂っちゃうやつです(笑)

そんな雑巾ですが、おそらく普通は自宅で使い古したタオルや布を縫って雑巾にしていたと思います。だから、大きさも色々だったり、色や柄も色々あって、なんか面白かったなぁって。それぞれのご家庭の雰囲気が出るなぁって、子供心にも感じていました。ご家庭によっては、お母さんじゃなくて、おばあちゃんやお父さんのお手製だったり、ホント様々だったと思います。

そんな個性が出る雑巾って、たぶん今では皆無なんですよね。今の学校では、ほぼ全員が売っている綺麗な白い雑巾、大きさも同じ、お手製じゃない雑巾、なんの個性もない雑巾を新学期に持っていきます。

私はなんかそこに違和感があったので、あえてお手製の雑巾を我が子に持たせようとしたら、母に注意されました。みんなと違うことすると、子供が可愛そうだからやめなさいと。そういうもんかなぁと思いながら、ずっと買った真っ白い綺麗な雑巾を子供に持たせていましたね、結局。

なんとなく、個性が出しづらい学校の雰囲気ってありますよね。日本は特にそうなのかなとも思いますし。みんな一緒とか、みんな同じとか。そういう風潮を感じますよね。

派手派手な色や柄の雑巾もあって良い気がします。そういうのが学校にある方が、ホッとするような気もするのですよね。なんでもアリ、自由でいいんだよっていう雰囲気が欲しいなと思ってしまいます。

そもそも、雑巾に新しいタオルを使うって、全然エコじゃないですし。我が家では、着古した服まで掃除に使ったり、猫の寝床に敷いたり、油を捨てる際に吸わせて使ったり。最後の最後まで、使い切ってから捨てています。

レジ袋とかストローだけが悪者じゃないんですよね。なんの資源でも大事に思って日常生活を工夫したいですよね。主婦の方は、言わないだけでけっこうそんな工夫をされていると思います。

あ、なんかタイトルからズレちゃいましたね。まとまらなくなっちゃった…

個性を出してもお互いを認め合えるような世の中になったら嬉しいなって、雑巾から、そんなふうな考えに行き着いてみました。


〜2021年2月6日〜

《意外と…じゃないよ》

つい最近、職場内でのおしゃべりで、とっても嬉しい気持ちになったことがあります。

「私って意外と綺麗好きなんですよ、見えないかもしれないけれど、水回りのお掃除とかマメにするんですよね」って、私が言ったら

パート仲間の方が「意外じゃないよ、阿部さんちゃんとやりそうに見えるよ」って優しい口調でおっしゃってくださり、とっても嬉しい気持ちと、本当の自分を語っても良いんだ〜って安心するような気持ちになりました。

私は、人のあら探しをするのがとっても苦手で、人の良いところを見つける方が得意です。だけど、なんとなく、わざと冗談とかで相手を悪く言ったりする方が面白いとされる会話の流れがあるので、私は、つい自分を悪くいう方に徹してしまうところがあります。相手のことを悪く言いたくないので、どうしてもそういう傾向になってしまいます。

だけど、本当はそんな必要はないんじゃないかなって、思うようになりました。自分の良いところをちゃんと自分で認めることって、本当はすごく大事なことなんじゃないかなって、最近の私は思うのです。

自分を悪く言っていると、お話しする相手からの私に対する扱いが悪くなってしまうんだなって、気づき始めたからです。自分を下げる必要ってないのですね、きっと。自分のことをしっかり冷静に分析していれば、良いところを認めて、それを出しても良いのですよ。そして、お相手の良いところも同じように認めて、対等にお話をする。これって、大事なのかもって思います。

何においても、やっぱりまずは、自分から始まるんだなぁって、実感しています。

こんな風に気づくことができたのは、過去の苦い経験と、自分の個性を受け入れてくれる今の職場での経験のおかげです。本当にありがたいです。

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